小規模農家の作物を手に入れられる「花蓮市農会農民直銷站」
花蓮は農業が盛んな土地です。花蓮市農会(農協)も地場産品をより広く知ってもらうべく、さまざまな試みに取り組んでいます。農会直営スーパーマーケットでは「農民直銷站」というコーナーが設けられ、農家の人々が直接作物を持ち寄って販売することができます。これはこだわりをもった小規模農家に販売場所を提供するだけでなく、消費者にとっても新鮮な農作物を適正価格で手に入れられると好評を博しています。農作物の搬入や値付けなどは農家が自ら行なっています。同時に販売状況を随時把握できるアプリも開発されており、売り手は商品を補充するベストなタイミングを把握できるようになっています。現在、この販売システムには約70の農家が加盟しており、その中の半分が有機栽培にこだわった農家です。ハチミツや植物酵素、茶葉なども扱っていますので、花蓮みやげを探すのにもぴったりの場所と言えるでしょう。都市部では見られない珍しい食材や加工品が手に入ることもあります。時間によっては農家の方たちがブースにいることもあるので、作り手の顔を見ながら購入できるのも好評です。