阿里山でミカドキジ(帝雉)に出会う
阿里山は台湾が誇るマウンテンリゾート。中でも小笠原展望台は美しい御来光が眺められることで知られています。しかし、その魅力はご来光だけに留まりません。ここでは美しい姿で知られる珍鳥・ミカドキジに出会うことができます。この鳥は台湾固有種で、しかも高海抜地域のみで見られる希少種です。台湾の千元札紙幣に描かれていることもあって、その知名度は高いのですが、警戒心が強く、なかなかその姿を見ることができません。しかし、小笠原展望台付近では保育に成功しており、運が良ければすぐ近くで観察することができます。祝山駅から小笠原展望台に向かう途中には山小屋風の喫茶店があり、高山茶や紅茶をいただきながら、その登場を待つことができます。特に午前8時から10時、または午後2時から3時頃に現れるチャンスが高いと言います。