台湾街角
新竹のシンボル「迎曦門」
新竹市は台湾北西部の主要都市。その中心に位置するのが「迎曦門(げいぎもん)」です。大きなロータリーの中央にあり、城楼がどっしりとした構えを見せています。清朝時代の新竹は城郭都市でしたが、日本統治時代に入って城壁は撤去され、東門(迎曦門)が唯一残る形になりました。石材は中国大陸から運び込まれたものが用いられました。城壁の跡地には濠が設けられ、その周辺は緑地として整備されました。現在は「護城河親水公園」と呼ばれており、市民の憩いの場になっています。