台湾のメジロはいつも元気
メジロは台湾でも親しまれている鳥です。都市部を中心に、高山地帯でなければ、台湾のほぼ全域で見ることができます。台北市内であれば、台北植物園や大安森林公園のほか、小さな公園や緑地でも出会えます。見た目は日本のメジロに似ていますが、白いアイリングがよりはっきりとした印象です。また、台湾の場合、日本のメジロよりもやや小さいことも特色となっています。鳴き声は「チチチッ」とか細い声で鳴きますが、本当にかすかに聞こえるという程度です。なお、中国語では「綠繡眼」と呼ばれます。ちなみに「繡」とは美しい縫いとりを意味します。春には花の蜜を吸いにやってくるので、撮影家たちはこの瞬間を狙います。特に木綿花(キワタ)の樹や花に集まっている様子を狙ってカメラを構えている愛好家をよく見かけます。