檜(ひのき)の巨木群で知られる拉拉(ララ)山
台湾北西部に位置する拉拉(ララ)山。ここは東アジア最大規模を誇る檜(ひのき)の巨木群生地として知られています。1986年には自然保護地区に指定されました。「拉拉山巨木区園区」の内部には巨大な神木が24本も聳えています。神木同士の距離が近く、歩を進めると、次々に巨木が現れる印象です。歩道がしっかりと整備されており、高低差も激しくないので、年配者や小さな子どもでも山歩きが楽しめます。それぞれに木の種類や太さ、高さ、樹齢などが記された看板が付けられています。24本の神木のうち、23本がベニヒで、1本が扁柏。樹齢は約500年から2800年までと様々です。太古の歴史を感じながら森林浴が楽しんでみましょう。また、拉拉山は神木ハイキングのみならず、春は桜の観賞スポット、夏は桃の産地としても知られています。