新平渓煤礦博物館~石炭運搬列車を体験
新北市平渓区にある新平渓煤礦博物館。ここは「炭坑」をテーマとした博物館です。台湾北東部にはかつて、たくさんの炭坑がありましたが、現在はほぼ全てが閉山。過去のものとなりました。ここは新平渓炭坑の施設をそのまま敷地とし、当時の採掘用具や設備を展示しているほか、炭坑労働者の生活風景などが紹介されています。中でもメインアトラクションとなっているトロッコ列車は世代を問わず、人気があります。日本製のバッテリーカーが石炭の運搬に使用されていたトロッコを牽いて走ります。走行距離は約1.2キロ。もともとが石炭運搬用だったため、乗り心地は期待できませんが、それがまた味わい深く、これを目的にやってくる行楽客も少なくありません。