タイワンリス(赤腹松鼠)に出会う
台湾ではリスをよく見かけます。山林のみならず、都市部の公園など、ちょっとした林があれば、幹や草地の上を走り回るタイワンリスの姿を目にできるはずです。背中の毛は灰褐色で、腹部の毛が赤褐色となっているのが特色です。台湾各地に広く生息しており、平地から標高3000メートルの高山地帯まで、どこでも見ることができます。台湾リスは身体のわりにかなりの大食漢で、樹皮や木の葉、果実、花、木の芽、虫などを好んで食べます。見ていると、いつも何かを食べている印象です。巣は樹木の上に作りますが、定住はせず、自由に場所を選んで営巣します。タイワンリスは日中も元気に活動しますが、早朝と夕方に活発な動きを見せます。