合歓連山と石門山
中央山脈には3000メートル級の山々が連なり、「台湾の屋根」となっています。ここは大甲渓や濁水渓、立霧渓といった河川の水源にもなっています。合歓山は標高3417メートルの主峰を中心に、東峰や北峰、西峰、石門山、合歓尖山などが付近に点在しています。中でも石門山はこのエリアの中で最も歩きやすく、傾斜も小さいので、気軽に登山が楽しめます。歩道の長さは約800メートル。30分程度で頂上まで行くことができます。両脇にはニイタカヤダケが群生しています。標高は3237メートル。頂上では記念撮影を楽しむ人々で賑わっています。なお、歩道の入口にはこの一帯で唯一のカフェがあります。ここは海抜にちなんで「3158Cafe」と名付けられており、コーヒーを楽しむことが可能です。