旧正月前の賑わい~大稲埕(台北市)
台湾では新年のお祝いは旧正月に従います。新暦の1月1日はどちらかというとイベント的なものであり、人々の暮らしに根付いているのは、やはり旧暦(農暦)となっています。旧正月を迎える前は歳末の買い出しで賑わいます。写真は台北市の迪化街の様子で、「年貨大街」と呼ばれます。ここは日本時代には永楽町通りと呼ばれていました。今も昔も変わることなく、人々の暮らしに溶け込んでいます。2023年の干支は「うさぎ」ということもあり、うさぎを模した飾り物などが数多く見られます。この年貨大街はコロナ禍を受け、一昨年と昨年には実施されなかったため、待ちに待った活気という印象です。