太魯閣峡谷の絶景に触れる
太魯閣(タロコ)峡谷は台湾東部に位置する一大景勝地。大理石の断崖の間をタッキリ渓が流れ、切り立った岩盤が迫ってきます。その雄大な景観はまさに「神業」と呼ぶにふさわしいものとなっています。渓谷は天祥(タビト)までの25キロにわたって続き、断崖が迫ります。もともとは無人地帯でしたが、霧社方面からの移住者が現在のタロコ族となりました。しかし、日本統治時代と戦後の平地への移住政策により、現在は峡谷内にタロコ族の人々を見かけることは極めてまれです。日本統治時代は徒歩が唯一の移動手段でしたが、戦後に自動車道路の建設が行われ、「東西横貫公路」の名で知られています。新道も完成しており、旧道は遊歩道として整備されています。天下の絶景をぜひともじっくり、楽しんでみてください。