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台湾出身の棋士である張栩・碁聖は第３３期碁聖戦５番勝負で勝利し、碁聖戦３連覇を果たした。その張碁聖の第３３期碁聖就位式が９月３０日、東京都港区の第一ホテル東京で盛大に開かれた。来賓として出席した馮寄台・台北駐日経済文化代表処代表は、「張栩さんの成功は、台日民間交流の一大成果であり、両国の緊密さを象徴するものである」と祝辞を述べ、張碁聖に対して「囲碁の新時代を築くことを期待している」と激励した。張碁聖は、「１局目は、負けはしたが納得いく内容だった。２局目以降は自分の力を発揮できた」と勝負を振り返り、今後については、「名人戦など大事な対局が続き、スケジュールが厳しく、ギリギリの中で戦っているが、棋士人生の正念場であり、最高のパフォーマンスをしていきたい」とさらなるタイトル獲得に意欲を示した。