2014年10月6日、九州国立博物館で「国立故宮博物院―神品至宝」展の開会式が開催
「台北 國立故宮博物院―神品至宝」展の開会式が、翌日からの一般公開に先立ち10月6日、福岡県太宰府市にある九州国立博物館(九博)で開催された。開会式典には、中華民国(台湾)から江宜樺・行政院長の夫人である李淑珍女史(写真中央)を名誉団長に、馮明珠・故宮院長(同右)、亜東関係協会の李嘉進・会長らで組織された代表団をはじめ、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表および、福岡分処の戎義俊・処長らが出席した。日本側からは九博の三輪嘉六・館長(同左)はもとより、小川洋・福岡県知事、日華議員懇談会の副会長である衛藤征士郎・衆議院議員、同展のPRサポーターを務める王貞治・福岡ソフトバンクホークス取締役会長らが出席した。同式典で馮・故宮院長は、「中華民国と日本は同じ東アジア文化圏にあり、文化と芸術面において長い交流と伝承の関係がある。同展のキュレーター・チームにとっては、いかにして九州の皆様に感動を与える文物を選ぶかがきわめて重要なことだった」とあいさつした。